スコープの背骨
マスターに載っていないものは追跡されません。機能のカタログは、いま管理している場所のままで構いません。
マネージャーと経営層のための、単一ファイルのダッシュボード。マスター、WBS、不具合、テスト件数、コード行数を投入すれば、Function ID を軸に自動で結合し、事実がひとりでに浮かび上がります。何が遅れ、どこでつまずき、誰がどこを担い、どこにリスクがあるのか。しかもデータは、手元のマシンから一歩も外に出ません。
ジャンプで検証
アップロードのたびに、7段階の検証が走ります。ダッシュボードは各ステップをサボテンとして描き、ラプトルがそれを飛び越えていきます。すべてクリアすればゴールイン。最初の致命的エラーに当たるとラプトルは不良サボテンに激突し、傷ついたステゴサウルスが現れて、どこで何が失敗したのかを教えてくれます。ぐるぐる回るスピナーも、原因のわからないまま終わる失敗も、ログを掘り返す手間もありません。
TREX はシステムのブランドロゴです。エラー時に現れる傷ついたステゴサウルスも、同じピクセルアートの仲間です。
最初の画面
ダッシュボードの読み込みが終わると、マネージャーを3枚のカードが出迎えます。最もリスクの高い機能、それを担う人、そしてデリバリーの鼓動。あとはすべて、ワンクリックの先にあります。
リスクスコア 0.84 · 終了予定を5日超過 · 障害発生率がしきい値超過
ロール別進捗: 開発 100% / テスト 30% — テスト実施がボトルネック
ばらつきは収束傾向; CFR 12% (バンド: Good)
コンソールを触ってみる
これは現行ダッシュボードのミニチュアです。マウスを重ねると最寄りのウィジェットが光り、右側のパネルがその役割を、最新機能も含めて説明します。ここに実在のプロジェクトはありません。すべての数値はイメージです。
現行ビルドのミニチュアです。Function ID と数値はイメージであり、実在のプロジェクトではありません。
いま使っているツールのままで
Excel、Redmine、JIRA、スプレッドシート型ツール、Backlog、GitHub Issues、ServiceNow、素の CSV — ダッシュボードはそのすべてを読み込みます。各スロットは、主要ツールの標準フォーマット(Redmine / Backlog など)に合わせた取り込み口になっています。それ以外の形式は、LV3 がアダプタを用意して合わせます。7つの成果物のいずれかをまだ作っていないチームには、LV3 がスターターテンプレートを用意し、そのまま PM に渡せます。新しく導入するツールはゼロ。覚え直すフォーマットもゼロ。
マスターに載っていないものは追跡されません。機能のカタログは、いま管理している場所のままで構いません。
最も情報量の多い成果物です。計画/実績の期間、工数、ロールキーワードを持つサブタスク行が、担当者×ロール分析の土台になります。
不具合クラスのトラッカー(例: Redmine の不具合管理)に絞り込み。文字コードは自動判定します(UTF-8 / CP932 / ASCII)。
Function ID ごとに、総テスト・実施済・OK・NG。テスト密度アラートと品質スコアの算出に使います。
Function ID ごとのコード行数。スナップショット間の推移が、コード行数トレンドチャートと「行数 × NG」散布図の基になります。
Function ID ごとのページ数。ダッシュボード上で直接入力 — アップロード不要です。design_pages.json に自動保存されます。
行事(全体イベント)と個人非稼働日(担当者ごとの非稼働日)のレイヤーを、ガントチャートとカレンダーに反映します。
ここに挙げていないツール — 社内製の課題トラッカー、独自 REST API、特殊なエクスポート形式 — をお使いでも、LV3 がインポートアダプターを書きます。同じ Function ID、同じダッシュボードに。
見えるもの
新しい作成環境は要りません。ダッシュボードは、すでに作っている7つの成果物から、インタラクティブなチャートと操作可能なカレンダーを描画します。下記はサンプルデータ — 完全に架空ですが、実データと同じ形をしています: AUTH001 (ユーザーログイン) / AUTH002 (ユーザー登録) / SEARCH01 / CART001 / NOTIFY01 / ORD001。どのチャートも、ワンクリックで A3横 PDF になります(ページの高さは自動で伸長)。
表示はサンプルデータ — 完全に架空の Function ID です。実データの形状もこれと同一です。
ドリルダウン
スケジュール、担当者、ロール別進捗、サブタスク、テスト、コード、不具合、スコア、スナップショット間の推移。ひとつのビューに。PDF 出力も可能です。
主要ストリーム: 開発 田中 → テスト仕様書 鈴木 → テスト実施 渡辺. ⏰ 終了予定まで 5日超過 (5/15 → 5/20 →…).
⚠ ボトルネック: 開発は完了、テスト実施はほぼ未着手。
DORA 5Keys · 直近30日
リードタイム、変更失敗率、平均復旧時間、信頼性 — DORA 2024 の業界バンド(Good / Normal / Bad)に照らして色分けします。各カードにカーソルを合わせると、指標の定義、参照カラム、正確なしきい値が表示されます。
🚨 アラート
すべての Function ID に、0~1 のスコアがひとつ付きます。障害率、スケジュール遅延、テスト密度、テスト実施率を、影響度で重み付けして束ねた値です。しきい値の段階を超えると、アラートタイルが点灯します。
PMBOK カバレッジ
Dashboard for DX は、体裁だけのプロジェクト管理ツールではありません。PMBOK の10の知識エリアに正面から対応し、その多くを完全に、2つを部分的にカバーしたうえで、1つは明確に対象外と割り切っています。いずれも意図したトレードオフで、すべて文書化しています。
完全対応 — 統合、スコープ、スケジュール、品質、資源、コミュニケーション、リスク。部分対応 — コスト(工数は追跡するが直接費は対象外)、ステークホルダー(マネージャー向けドリルダウン + 経営層向け DORA、ただし正式なステークホルダーマップはなし)。対象外 — 調達(契約や発注は貴社の会計システムで管理)。
5つの成果物を1つの Function ID キーで結合。統合こそ、この製品そのものです。
Function ID マスターがスコープの背骨です。マスターシートに載っていないものは追跡されません。スコープクリープが即座に可視化されます。
WBS の計画 vs 実績、ガント、カレンダーレイヤー、今日マーカー、超過と遅延の自動フラグ。
工数を追跡(計画 vs 実績の人日)— 労務費に相当する部分です。直接費のレイヤーは貴社の会計システムに委ねます。
テストの計画 vs 実施、合否率、Function ID ごとの密度、しきい値超過アラート。
WBS からの担当者、ロール×人の分析、ロール別進捗ミニバー、ボトルネックの可視化、稼働体制。
A3横 PDF、ドリルダウン PDF、セクション別レポート — どのビューもワンクリックで、規制当局にも出せる品質の共有物になります。
0~1 のリスクスコア、重み付け計算式、深刻度階層(HIGH / MEDIUM / LOW)。アラートタイルが、まず直すべきものを浮かび上がらせます。
対象外。契約、発注、ベンダー管理は貴社の会計 / ERP システムで管理されます。それを再現しようとはしません。
マネージャーにはドリルダウンを。経営層には DORA 5Keys を。正式なステークホルダーマップではありませんが、相手に応じた最適なビューを提供します。
プライバシーが主役
プロジェクトの成果物は機微な情報です — 不具合ログ、社内の人員配置、スケジュールの実態。それらは SaaS ダッシュボードに置くべきものではありません。Dashboard for DX は単一ファイルの自己完結アプリで、外部への通信を一切行いません。お好きなマシンに導入してください。データが触れる場所は、そこだけです。
ファイルも設定もログも、すべて同じマシン上にあります。チャートタブは共有用に A3横 PDF レポートを書き出せますが、それもあなたが求めたときだけです。
LV3 がインストール、ソースカード設定、アラートしきい値、チーム展開までを担当します。貴社の成果物、当社のダッシュボード、その間に SaaS はありません。